「株に投資しないと、これからきつくなる」
こんな言葉を聞くと、
どこか大げさで、煽り文句のように感じるかもしれません。
でも――
自民党が議席の3分の2を確保した今の日本を、
政治・為替・物価の流れから冷静に見ていくと、
この感覚は、決して的外れではありません。
政治は安定し、
円安とインフレは進み、
資産を持つ人と、持たない人の差は静かに広がっている。
この記事では、
「なぜ株を持たない人が一番きつくなりやすいのか」を、
- 政治
- 為替
- 物価
それぞれの視点から、
感情論ではなく、今の環境から整理して書いていきます。
すでに投資をしている人は、
「続けてきてよかった」と再確認できるはずですし、
まだ迷っている人にとっては、
自分の立ち位置を考える材料になるはずです。
自民党圧勝で見えた未来
「自民党が3分の2を取ったら、株に投資しないとやばい」
少し大げさに聞こえるかもしれません。
でも、政治・為替・物価の流れを順番に追っていくと、
この言葉は感情ではなく、構造の話だと分かります。
その順番を整理した図がこちらです。

この図について詳しく解説していきます。
① 「政治の安定」で株高に
自民党が3分の2を取るということは、
・法案が通りやすい
・政策の方向性がブレにくい
・金融政策との足並みが揃いやすい
つまり、先行きが読みやすくなるということです。
株式市場が一番嫌うのは「不透明さ」。
不透明さが減ると、
企業は投資しやすくなり、
海外マネーも入りやすくなる。
結果として、株価は上がりやすい。
政治の安定 → 先行きの透明性 → 株高
まずここが第一段階です。
② 積極財政で円安に
高市政権は、積極財政を掲げています。
積極財政とは、政府が公共事業の拡大や現在、補助金の給付などを通じで、意図的に支出を増やすことです。
積極財政が続くとどうなるか。
市場にお金が多く流れます。
なぜなら、政府の支出を拡大せせるために、国債の発行を行うためです。
国債(政府の借金)が拡大すると、日本の財政を懸念して、「円」を売る動きが強まります。
お金の量が増える通貨は、
基本的に価値が下がりやすい。

つまり円安です。
③ 円安で物価上昇
円安になると、
・輸入エネルギー価格が上がる
・輸入食品が高くなる
・原材料費が上がる
企業はそれを価格に転嫁する。
結果として、あらゆるものの値段が上がる。
これがインフレです。
円安 → 輸入価格上昇 → 物価上昇
この流れは、すでに起きています。
この3つが進むと、株を持っていない人は損をする
ここからが本題です。
① 株高の恩恵を受けられない。
株を持っている人 → 株価上昇で資産が増える
持っていない人 → 恩恵ゼロ
シンプルです。
② 円安で購買力が下がる
円安になる=ドルが高くなるということです。
ここで、外貨建て資産(S&P500・オルカンなど)を持っていれば、
で基準価額は押し上げられます。
円だけを持っている人は、
その分だけ購買力が下がります。
③ インフレでも現金の価値が下がる
ここが一番じわじわ効きます。
たとえばマクドナルドのハンバーガー。

10年前は100円
今は190円で、1.9倍に
逆に考えると、
10年前は、400円あればハンバーガー4つ買うことができた。
今は、400円ではハンバーガーを2つしか買うことができない。
現金は、数字は変わらなくても、
買える量は確実に減っています。
現金は額面は減らない。
でも、価値は減る。
これがインフレの怖さです。
一方で、
だから「投資しないときつい」
煽りではありません。
構造の話です。

この流れが続く限り、
株を持たないことが一番不利になります。
資産を持っている人だけが増えている
実際、この数年で純富裕層・超富裕層の数は増えています。

野村総合研究所の資産ピラミッドを2021年と2023年で比較すると、
資産5000万円以上の世帯は218万世帯増えているのに対し、
資産3000万円未満の世帯は、ほぼ横ばいでした。
資産5000万円以上ある世帯は、全て現金というのは考えにくく、株を持っていると考えられます。
逆に、3000万円未満の世帯は、株に投資していない世帯も多いでしょう。
よって、2021年から2023年の間に、
- 株を持っていた人は、資産が増加
- 株を持っていない人は資産に変化なし(インフレで価値が目減り)
という差が生まれています。
ただ、
株を持っていた
それだけで、
株高・円安・インフレの恩恵を受け取れた。
逆に、
現金中心の人は、
じわじわ購買力を失っている。
格差は、努力差よりも
「株を持っていたかどうか」で広がりやすい時代です。
自民党圧勝で、格差が広がる流れはどんどん加速するでしょう。
すでに投資している人へ
今、投資を続けている人。
本当にすごいです。
インデックス投資でも、高配当投資でも、
- 続けていれば
- 売らなければ
株高・円安・インフレの恩恵を受けとることができます。
この流れの中で、
あなたはもう席に座っています。
焦らなくていい。
やめなければいい。
まとめ
・政治の安定 → 株高
・積極財政 → 円安
・円安 → 物価上昇
・インフレ → 現金の価値は目減り
・資産を持つ人は増え、持たない人は置いていかれる
株に投資することは、
ギャンブルではなく、
時代に適応する行動です。
この記事が、
「自分はこの流れの中で、どこに立つのか」
を考えるきっかけになればうれしいです。



コメント